【ただ独り歩め】
ブッダの教えは、「人々を苦しみから解放すること」を目指した実にシンプルなもの7である。人生は、楽より苦のほうが多い世の中である。ブッダの言葉の意味を考えることで、短時間しか効果をもたらさない慰めや癒しよりも、深い充足、そして生きていく為に必要な優しさと強さを、私たちは得ることができる。
最古の原始仏典「スッタニパータ」の第1章第3節では「犀の角の如く、ただ独り歩め」という表現が末尾に入った言葉が続く。
これは修行者の生活や心持ちについて表したものである。
すなわち、犀が角を立てて勇ましく歩むように、他人から毀誉褒貶(きよほうへん)に左右されることなくただ一人、自分の確信に従って暮らすことが肝心なのだ、と説いています。
自己努力に励み、己を改善することにより救いを得ようとするブッダの仏教の核心がここに見えて取れる。
ブログ内の質問や相談は、勝龍寺ホームページ内の、お問合せからお入り下さい。
http://www.shouryuji-raihousan.com/index.html
【ただ独り歩め】
究極の真理へと到着するために精励努力し、心ひるむことなく、
行い、怠ることなく、足取り堅固に、体力、智力を身につけて、
犀(サイ)の角の如く、ただ独り歩め。
(スッタニパータ第1-68)
究極の真理へと到着するために精励努力し、心ひるむことなく、
行い、怠ることなく、足取り堅固に、体力、智力を身につけて、
犀(サイ)の角の如く、ただ独り歩め。
(スッタニパータ第1-68)
最古の原始仏典「スッタニパータ」の第1章第3節では「犀の角の如く、ただ独り歩め」という表現が末尾に入った言葉が続く。
これは修行者の生活や心持ちについて表したものである。
すなわち、犀が角を立てて勇ましく歩むように、他人から毀誉褒貶(きよほうへん)に左右されることなくただ一人、自分の確信に従って暮らすことが肝心なのだ、と説いています。
自己努力に励み、己を改善することにより救いを得ようとするブッダの仏教の核心がここに見えて取れる。
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