【心を開いて人と接する】
覆えばすなわち長劫に偽獄に沈み、発陳すれば仏の真容を見る。
～金勝王経秘密伽陀より引用～
過ちを隠せば隠すほど長く地獄に苦しむことになり、心をさらけ出せば仏の姿に出会うことが出来る。
隠すことが多ければ、結果として自分を苦しめることとなり、自分のありのままをさらけ出せば心安らかに過ごすことが出来るということです。
人間は知能が向上し為に、相手を騙すということを覚えてしまったのです。振り込め詐欺や結婚詐欺という、地獄に堕ちる特急券を自ら作っているような事件が後を絶ちません。
詐欺までいかずとも、見栄で自分を大きくみせたり、経歴を偽ったり、パートナーが居るのに他の異性と関係をもったりしている人は、思い切って嘘を捨てればよっぽど楽に生きていけます。
空海は「真実は苦を抜き、楽を与う」と言います。知識だけ得て頭でっかちになったりせず、真実に沿って生きてば、人生はもっと楽に生きていけます。
