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【帝釈天の別名・「千眼天」の いわれとは?】

仏さまを知り、仏さまに甘えてみる

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【帝釈天の別名・「千眼天」の いわれとは?】




【帝釈天の別名・「千眼天」の いわれとは?】


帝釈天には「千眼天」という別名があります。

神のなかの神。

数々の戦いを勝ち抜いた軍神ですが、「英雄色を好む」の子とことわざどおり多情・好色の面を持っていました。

帝釈天が仏教に取り入れられる前の、インドラだったころの話です。

神酒・ソーマに溺れ、悪い所業をはたらくこともしばしば。

ある日、バラモンの聖仙の妻と「好い仲」になったことで聖仙の怒りに触れ、全身に千の女陰(女性器)を印されたといいます。

のちに悔い改め、厳しい修行を積んだので、それが開眼して千の眼になったそうです。

相像すると何だか摩訶不思議なすごい説話です。

経典には、さすがにそのようなことは載っていませんが、『阿含経』第四十によると、帝釈天は元々人間でありました。

とても聡明明かつ知恵豊かで、一回座禅すれば千種の物事・真理をはかり知ることができた。

この因縁をもって彼を千眼天と名図づけたのだ、と言われています。

ようするに、実話ではあもりに下品な内容まので、上品な内容に変えてわけですね!

ギリシャ神話のゼウスを思わせるような極度の好色ぶりが「千眼天」の由来だとすると、かなり不思議ながら親しみがわいてきますね。



【帝釈天の別名・「千眼天」の いわれとは?】




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