沖縄県那覇市の密教護摩祈祷、祈願寺

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四苦八苦

仏教の言葉

日常生活でも「四苦八苦」という言葉は耳にする機会がある言葉。
具体的にどういうことを指しているのか。

全人類、この世に生を受けた人々は四苦八苦している。という考えです。
基本的な4つの苦しみである、「生老病死」と、生活している苦しみ「愛別離苦・怨憎会苦・求不得苦・五陰盛苦」を指します。

生きるが苦しみ。というのは、死があるためであり、老いること、病気になることもまた苦しみです。
愛別離苦(あいべつりく)は愛する者との別れ
怨憎会苦(おんぞうえく)は嫌いな相手、憎い相手と出会うこと
求不得苦(ぐふとっく)は求めるものや立場、望みが得られないこと
五陰盛苦(ごおんじょうく)は欲望に苛まれて苦しむこと

生きていくうえで、四苦八苦することは避けられず、誰にでも平等に訪れる。
逃れる方法は、四苦八苦は当然である。と受け入れること。世の中は自分の思い通りにならないと理解すれば、四苦八苦はあなたから去っていくのです。

四苦八苦



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