不覚とは、仏教の教えにおいては、人々が無明によって真理から遠ざかってしまう状態を指します。無明とは、真理や実相を正しく理解することができない無知の状態であり、我々が苦しみや迷いに囚...
7/3は満月でした。
その日に勝龍寺で護摩行を執り行いました。
護摩の炎は10ヘルツのミッドアルファー波を放っており、視床下部を最も刺激する波長です。
その視床下部を刺激すると、無...
「休息」とは、もともとは禅の言葉であり、全く執着のない安らぎに至ることです。それを極めのが、休息万事(きゅうそくばんじ)です。
休息万事とは、自らがすべてを「やめる」こと。一切の執...
人間や善なる心と悪い心の両方兼ね備えております。しかし、仏教では人間の心は本来清らかなるもの。と説いております。これを、自性清浄心(じしょうしょうじょうしん)といいます。
ではなぜ...
日常生活でも「四苦八苦」という言葉は耳にする機会がある言葉。具体的にどういうことを指しているのか。
全人類、この世に生を受けた人々は四苦八苦している。という考えです。基本的な4つの...
大士の用心は、同事これ貴ぶ~高野雑筆集より引用~
原文の大士(だいじ)は、菩薩のことであり、同事(どうじ)は、苦しむ人々と同じ目線に立って相手を思いやり、救いを求める人を待たせず、...
仏教の世界で、人間の働きを5種類に分けます。眼・耳・鼻・舌・身体の接触。これを五蘊(ごうん)といいます。
五蘊それぞれの働き自体には、善も悪もありません。しかし、ここに「意識」が介...
三界に家なしという言葉があります。三界(さんがい)とは、「欲界・色界・無色界」の3つの世界のことです。
欲界(よっかい)とは、「欲のあるものが住む世界」のことで、地獄の世界から神々...
一般的には「脱落してはならない」と言われております。脱落=敗北というイメージが強いためです。
しかし、仏教ではまったく逆の意味合いをもちます。仏教の世界での脱落とは、一切の苦しみや...
人は自分の性格判断が難しいものです。自分ではこう!と思っていても周りからの評価は全く違ったりしていることも多々あります。
仏教では次のエピソードがあります。
宝石加工の職人の方が出...